ご訪問ありがとうございます。
JENNY CIDER MOTORSのラット・ビリーです。
今回は僕のマツダ3・15S Touringでかなり効果的だったアルミテープチューニングのコツと貼る場所をシェアしたいと思います。
そもそもなぜアルミチューン(アルミテープチューニング)をするに至ったかと言えば、やはり15Sならではのここぞという時のパワー不足ではないでしょうか。
15Sは他の記事で書いた通り、とても楽しく気持ちよく走れるコスパ最高のグレードです。とくにMTでコツさえ掴めば、綺麗に力強く走らせることも意図的にできます。
が、しかしです。そうもいかない場面や、一定の速度で巡行してアクセルをパーシャル状態(一定に保っている状態)にしている時のトルク感がもうすこしあれば・・・。なんて思っているオーナーさんも多いのではないでしょうか。
確かにエンジン回せばいいのですが、ディーゼル車のようにあまり踏み込まなくともグイッと前に出る感覚もほしいですよね。
つまり僕は15Sに『回せばガソリン車の気持ちよさ』と『回さなくともディーゼル車のようなトルク感』を求めたのです。
これはつまりスカイアクティブXじゃん!なんて思われた方もいると思いますが、そうなんです。僕が目指したのは15Sのままお金をかけずにどれくらいスカイアクティブXに近づけるかなんです。
そしてトライ&エラーを繰り返し、僕なりに最高だと思う場所や貼る大きさなどを見つけ出しました。
僕のような気持ちのマツダ3・15S乗りの方へ参考までにお伝えしたいと思います。
そもそもアルミチューンとは
そもそもアルミテープチューンイングとは。車のボディーなどに貼り、そこに帯電している静電気を放出除去し、ボディーに流れる空気をスムーズにすることで空力効果を得られたり、エンジンや電装系などあらゆる場所の静電気を除去することで、その部分の抵抗を減らし各部の特性を高効率化するという効果が期待できるものです。
こういったものを全く信じれない方もいらっしゃいますが、トヨタ自動車が大々的にこの技術を採用したり、時代の流れも不可視なものの重要性に注目が寄せられているように思えます。この流れはいずれ加速するでしょう。これを機に抑えておきましょう!

信じれなくても大丈夫です。理屈よりも超簡単なので、
実際に体感してみましょう!
パワー不足を解消できるアルミチューン検証
静電気の溜まりやすい場所は鉄のボディーより樹脂製などのパーツ部分です。
僕が経験して得たアルミテープの貼る大きさのコツは、
『大きい方がより良い』ということではない!です。
確かに大きく貼った方が効果としては出ますし、体感しやすいですがそれが好みかどうかになってきます。そこがチューニングの面白さですね。
バンパーなどに貼っても不思議なことに、空力効果以外にパワーやトルクの出かたにも変化を感じれるんです。乗り味的には、貼れば貼るほど硬めになります。
その特性を踏まえてチューニングして行きましょう。
バンパーへ
はじめにバンパーの樹脂部分へ。
表に貼るのは嫌なので裏の目立たないところへ。
上の写真がフロントバンパー裏です。もちろん左右両方にこの大きさで貼りました。
下の写真がリアバンパー裏です。こっちも左右同じところに目立たないように。
さっそく試乗です!
結果はいい感じで、モリッとしたパワーアップ感と引き締まった剛性感のある走りになりました。乗り心地的も不快に感じない硬さです。たったこれだけの量なのにすごいです!
調子に乗った僕は、4カ所に貼ったそれぞれのアルミテープを大きく貼り直してみました。すると、アクセルに対してのパワーの出方が強くなりすぎて扱いづらくなったのと、乗り心地もコツコツと硬く不快に感じたため、すぐに元の大きさに貼りなおしました。
この他にもフロントバンパーのリップスポイラー下やリアバンパー下なども追加しましたが、乗り心地がコツコツと悪化したためすぐに剥がしました。
こんな感じで、少しづつ自分の好みに合わせて貼っていきましょう!
ドアミラーへ
空気が常に流れている場所は、その摩擦により静電気が発生し溜まりやすくなります。
なのでそこの静電気を除去することにより抵抗を少なくできます。ドアミラーは特に効果的な場所だと思われます。
上の写真のように裏の目立たない場所へ。
たったこれだけで直進安定性と直進力が上がりました。ここは絶対に抑えたい場所です!
最高の場所を発見!
僕のアルミチューンは成功ばかりではありません。
ステアリングのチルト・テレスコピック調整レバー付近に貼った時はほんの少しでも僕的に乗り味が悪化したため、即剥がしました。
リアスポイラー裏に貼った時も同様です。
フロントガラスの内側の隅っこに貼った際は、気のせいか頭痛を覚えたので(放出された静電気浴びすぎ?)これも即剥がしました。
そんなこんなで、取りあえずお気に入りのこのラインに調整しました。
•剛性感を上げつつも乗り心地を悪くしないギリギリのライン。
•アクセル操作に対してのパワーの出方も敏感になり過ぎず、モアパワーが得られるギリギリのライン。
ノーマルでの性能を僕の好みでチューニングして最大限に押し上げた感じです。
これでひとまず終わりかと思っていたのですが、見つけてしまったんです!
すべてが上手く整う最高の場所を!
それはここ・・・、
燃料給油口付近!
それもこんなに少しのアルミテープで効果大!
こんな風に黒い樹脂部分に貼りました。ここで期待できる効果はよくわからないのですが、
ボディーの静電気の除去、燃料の性質を高め燃焼効率アップ、といったところでしょうか。
自分でも半信半疑でいざ試乗です!
これがびっくりなことが味わえたんです。簡単に書き出しますと、
- ステアリング操作、ボディーの動きがスッキリした。
- どっしりしたボディー剛性感なのにコツコツしない。
- 扱いやすいのにモリモリしたパワー感。
- スッキリしたエンジンの吹けあがりと、レスポンスの良さ。
とまあ、良いことづくめで、全体的に車の性能が高まりワンランク上の車になったような感覚。これはすごいです。ネガティブな要素が全くありませんでした。
平均燃費も普通に気持ちよく走らせて0.5キロ上がりました。この場所はすごいです!
ちなみに、いつものようにアルミテープをひと回り大きくしてみましたが、結果はリア付近の剛性感が上がり過ぎバランスがおかしくなり、パワー感も力強いのですが重いフィールに変わったのであえなく元に戻しました。あくまで、自然なフィール重視です。
まとめ
どうでしょうか。参考になりましたでしょうか。
この検証結果は僕が感じた感覚です。
僕的にはお金をかけず理想の車に仕上がったので大成功でした!
その人その人で感じた結果が違ってくると思いますが、それはそれで楽しみですね。
コツは『少しづつ、効果を見ながら、お好みで』です。
もしそれが面倒であれば取りあえず僕のまねをして試してみてください。
アルミテープチューニングは本当にすごいと思います。
とにかく是非一度この見えない力を体感してみて下さい。
きっと新しい世界が広がりますよ。
マツダ3・15Sのパワー不足を何とかしたい方のお役に立てれば幸いです。
それではご訪問ありがとうございました。
ラット・ビリー